先日の東京都知事選で「独裁」「独裁者」に反対する等の主張をする候補もいました。 無論「独裁」に反対するのは「戦争」に反対するのと同様誰にも異議は無いでしょう。 但し、酒席での愚痴や悪口と異なり、選挙に出馬し発言する以上責任があると思います。 何らかの主張・論点が有る場合、客観的な根拠と、厳密に検証された言葉の定義が必要です。 「独裁」「独裁者」とは何か。 「権威」「権力」...
先日の東京都知事選で「独裁」「独裁者」に反対する等の主張をする候補もいました。
無論「独裁」に反対するのは「戦争」に反対するのと同様誰にも異議は無いでしょう。
但し、酒席での愚痴や悪口と異なり、選挙に出馬し発言する以上責任があると思います。
何らかの主張・論点が有る場合、客観的な根拠と、厳密に検証された言葉の定義が必要です。
「独裁」「独裁者」とは何か。
「権威」「権力」とは何か。
それらに対する「言論の自由」とは何か。
「権威」と「権力」に関しては、なだいなだ 氏の『権威と権力』に詳述されています。
まず「独裁者」について述べます。
一般的に独裁者特に権力基盤の弱い独裁者は国内の不満を逸らす為、外敵を作り出す傾向が有ります。
皮肉な事に絶対的な権力者や長期間続いた王朝はその必要が無い…。
選挙に関して大野伴睦の「代議士は選挙に落ちればただの人だ」との名言が有ります。
しかしこの「…落ちればただの人」は裏を返せば「選挙に落ちてもただの人になるだけ」とも言えます。
選挙の投票率が毎回100%近い国も有ります。
また事実上共産党員のみが国家の指導者を選べる国も有ります。
これらの国の指導者・権力者は権力を失う事イコール死を意味する場合も有ります。
それに比べて選挙に落ちても、政権を失っても何ら生命の危険が無いというのはとても重要な事です。
先の(第四十七回)衆議院総選挙で投票率が低かった事をもって、一部に「国民全体の信を得たとは言えない」という発言や論調が有ります。
そういう人は投票率が100%近い国の現状を知って言っているのかと、疑問に思います。
自由意志で投票できる国には、棄権や白票の権利も有ります。
無論自由意志で投票の結果投票率が高いのは結構ですが、投票率の高低には他の要素も有るので、「国民全体の信任」云々は一概に言えないと思います。
私は「民主主義」と「秘密投票」と言う発明の恩恵を受けていると感じます。
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