前項の続きです
太陽と惑星、或いは複数の惑星が見かけ上接近することを「合」conjunctionと言います。今回太陽系の二大惑星の合なのでgreat conjunction と呼ぶようです。
さて木星と土星の大接近が「日本で観測できるのは」12月21日の日の入り直後ですが、これは1226年3月4日以来約800年ぶりの出来事です。1226年と言えば鎌倉時代、三代執権【北条泰時】が実質的に権力を握っていた頃です。
※形式的には、後堀川天皇>将軍 藤原頼経>執権 北条泰時ですが、特に所謂【承久の乱】以降、この権力構造については別項を参照願います。
※「日本で観測できるのは」という意味は最接近の時刻には日本から見えないため。
条件がそろえば南西の低い空に見えるようです。
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