前項の続きです。
近年自動車を用いた殺人や傷害事件が激増しており、これに対する司法の努力が求められています。
その意味で今回の殺人容疑での起訴は英断と言えます。
ナイフで人を刺して人を殺した場合、殺意が認められれば殺人罪になります。
殺意が立証されなければ【傷害致死罪】で【三年以下の有期懲役】です。
私は法曹の専門家ではありませんが、銃で人を殺した場合、常識的には殺意が認めらる確率は高くなるように思います。
今回、自動車を用いた殺人容疑なので殺意の立証が必要でしょうが、
殺害した直後の「はい、終わり」という音声は前述したように冷静で、蚊を捻り潰したと同じような感覚ではないかと想像されます。
亡くなった高田さんの帰りを母親は夕食を作って待っていたそうです。
卒業を控え、大好きなバイク関連の就職も決まっていた息子を殺された悲しみと怒りを思うと極刑を望むのは自然な感情でしょう。
続きは次項で。
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