【山下和美】氏の『天才柳沢教授の生活』は『モーニング』誌1998年7月号から連載中のコミックで現在34巻まで出ています。 ただし2013年6月21日第1刷発行と34巻の奥付に記載されているので四年半ほど新刊が出ていません。 ともあれ【ジュール・ヴェルヌ】の『八十日間世界一周』に於ける主人公【フィリアス・フォッグ】氏ばりの規則正しい生活を送り、正義感が強く、読書をこよなく愛する人物です。 『天...
【山下和美】氏の『天才柳沢教授の生活』は『モーニング』誌1998年7月号から連載中のコミックで現在34巻まで出ています。
ただし2013年6月21日第1刷発行と34巻の奥付に記載されているので四年半ほど新刊が出ていません。
ともあれ【ジュール・ヴェルヌ】の『八十日間世界一周』に於ける主人公【フィリアス・フォッグ】氏ばりの規則正しい生活を送り、正義感が強く、読書をこよなく愛する人物です。
『天才柳沢教授タマとの生活 完全版』等のスピンオフ作品があります。
続きは次項で。
前項の続きです。 若い男性が「...林家一門...」と愕然とする場面に「林家 林家 林家の一門 結束の固(い)」と記されているのは 原作1巻p146の 鹿狩りで誤ってエドガーの妹メリーベルを撃ってしまったグレンスミス・ロングバート男爵。血が足りない彼女に与える為エドガーはグレンスミスから血を吸う。自分もバンパネラ(吸血鬼)になってしまうと恐れた男爵は一言 「バンパネラ」 ...
前項の続きです。
若い男性が「...林家一門...」と愕然とする場面に「林家 林家 林家の一門 結束の固(い)」と記されているのは
原作1巻p146の
鹿狩りで誤ってエドガーの妹メリーベルを撃ってしまったグレンスミス・ロングバート男爵。血が足りない彼女に与える為エドガーはグレンスミスから血を吸う。自分もバンパネラ(吸血鬼)になってしまうと恐れた男爵は一言
「バンパネラ」
「バラ バラ バラの咲く村」
続きは次項で。
前項の続きです。 セルフパロディーとして『とってもしあわせモトちゃん』番外編『ジョニーウォーカーくんのバラのものがたり』が有りますが他の作家によるものとして 東村アキコさんの『ひまわりっ健一レジェンド』の登場人物の一人猿渡さんの女子高校生時代の回想シーンがあります(13巻p88~89)。 猿渡さんの描いた漫画のタイトルは『ペーの一族』 落語家『林家ペー』さんに『林家三平』さ...
前項の続きです。
セルフパロディーとして『とってもしあわせモトちゃん』番外編『ジョニーウォーカーくんのバラのものがたり』が有りますが他の作家によるものとして
東村アキコさんの『ひまわりっ健一レジェンド』の登場人物の一人猿渡さんの女子高校生時代の回想シーンがあります(13巻p88~89)。
猿渡さんの描いた漫画のタイトルは『ペーの一族』
落語家『林家ペー』さんに『林家三平』さんが
『「ペー、テレビに映ってない!!」「ようしそれでいい」「テレビに映りたかったら、つねに(林家)こん平の後ろに回りこめ!」』と叱るシーンは、
原作の1巻p20で、エドガーの養父ポーツネル男爵の発言
『「エドガーガラスに映ってない!!」「ようしそれでいい」「胸にクイをうちこまれたくなかったら」「つねに人間であるふりを忘れるな!」』
に対応しています。
永遠の命を与えられた少年たちの哀しくも美しい物語です。 余りにも有名なこの作品は『別冊少女コミック』1972年月3号から1976年6月号に亘って断続的に掲載されました。 ジャンルを超越した作品と言えます。 2016年5月発売の『フラワーコミックス』7月号に新作【春の夢】、2017年1月発売の3月号に続編が掲載されました。 再開され、また主人公たちに出会えるのはファンにとって喜ばしい限りです...
永遠の命を与えられた少年たちの哀しくも美しい物語です。
余りにも有名なこの作品は『別冊少女コミック』1972年月3号から1976年6月号に亘って断続的に掲載されました。
ジャンルを超越した作品と言えます。
2016年5月発売の『フラワーコミックス』7月号に新作【春の夢】、2017年1月発売の3月号に続編が掲載されました。
再開され、また主人公たちに出会えるのはファンにとって喜ばしい限りです。
続きは次項で。
前項の続きです。 彼女は言います。 『あなたに…ここにいてもらいたかったの…』『なん千年も…なん万年も…ひとりぼっちでここにいるのよ』 『いかないで…わたしにはだれもいないの友だちも…ひとりぼっちなのよ…』 コブラは 『ひとりぼっちじゃないさ…』『こんど遊びにく...
前項の続きです。
彼女は言います。
『あなたに…ここにいてもらいたかったの…』『なん千年も…なん万年も…ひとりぼっちでここにいるのよ』
『いかないで…わたしにはだれもいないの友だちも…ひとりぼっちなのよ…』
コブラは
『ひとりぼっちじゃないさ…』『こんど遊びにくるときはプレゼントを山ほどかかえてくるぜ』
と答え、『神の瞳』より美しい彼女の瞳が輝きます。
登場する女性たちの中で最も神秘的かつ魅力的で有りながら、彼女には名前が与えられていません。
或いは彼女と一つの部屋が『閉ざされた世界』なのでこれまでの人生で名前の必要が無かったとも考えられます。
しかしコブラには別れの際、彼女を名前で呼んで欲しかったと思います。
続きは次項で。
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