前項の続きです。
これほどの利点がありながらアンモニアのエネルギーキャリアとしての利用や発電用途が普及しなかったのには理由が有ります。
利点として挙げた
①化石燃料由来でなく直接合成できればという注釈つきで資源上の制約が無い。
について
現在のアンモニア合成は『ハーバーボッシュ法』と言います。
当時は「水と石炭と空気からパン(の原料を育てる肥料)を作る」と謳われ、画期的な合成法でした。
しかしながらその後これに代わる商業的に成功した合成法は現れなかったと言えます。
高温高圧の『雰囲気』でメタンなど化石燃料由来の原料を改質するため、今日的な見地からは前述の(CO2排出や資源などの)諸問題は未解決です。
続きは次項で。
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