前項の続きです。
ジーンとは逆に若き日インドで過ごしたグレアム判事はインドでの暮らしを楽しんでいる様でした。
ただ彼には心残りが有りました。別れさせられたインド人の若者マノージの存在でした。彼の家族に迷惑をかけた事で今まで会うのを躊躇っていたのです。
彼と遂に再会を果たし、徹夜で語り合います。彼はいつもグレアムを思って忘れた事が無かったと聞いて胸の痞えが下ります。ホテルに帰りいつもは陽気なノーマンに語りかけます。
いつも心にかけていた、マノージを恥辱という名の牢獄での終身刑に遭わせたのでは無いだろうかと。だが囚われていたのは自分自身だったと気づきます。
そしてグレアムは黄泉路へと旅立ちます。
続きは次項で。
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