前項の続きです。
彼女は言います。
『あなたに…ここにいてもらいたかったの…』『なん千年も…なん万年も…ひとりぼっちでここにいるのよ』
『いかないで…わたしにはだれもいないの友だちも…ひとりぼっちなのよ…』
コブラは
『ひとりぼっちじゃないさ…』『こんど遊びにくるときはプレゼントを山ほどかかえてくるぜ』
と答え、『神の瞳』より美しい彼女の瞳が輝きます。
登場する女性たちの中で最も神秘的かつ魅力的で有りながら、彼女には名前が与えられていません。
或いは彼女と一つの部屋が『閉ざされた世界』なのでこれまでの人生で名前の必要が無かったとも考えられます。
しかしコブラには別れの際、彼女を名前で呼んで欲しかったと思います。
続きは次項で。
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