前項の続きです。
よく日本の大学は欧米の大学と比較して「入りがたく卒業しやすい」と言われます。
入試に関して成績以外の要素が勘案される合衆国の大学との比較においても、それは言えます。
入試に関して、寄付金や人種によって公平な選別がされないとしても(それはそれで大問題に思えますが)卒業という篩にかけられるので、人格や能力に欠ける人物が例えばハーバード大学の卒業生を名乗る危険性に歯止めがかけられるという発想です。
また『法科大学院』卒業者の【司法試験】合格率は最上位でも約50%、平均で二割程度に対し【医師国家試験】は約90%と以上に高いと言えます。
つまり、入試の成績が全てではないとは言え、仮に成績の悪かった男子受験生が合格すると高確率で「医師になってしまう」事実。
続きは次項で。
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