前項の続きです。
その日から誰の膝の上にも乗らなくなったミーですが、長年彼はそれに気づきませんでした。
そして月日は流れ19年目のある日ミーが倒れます。
病院で「かなり衰弱しています。最期なのでおうちでゆっくり看取ってやって下さい」と医者から告げられ
覚悟はしていても、やはり現実となると受け入れがたい。
もっと長生きしてくれる。…いや、そうなって欲しいと願っていると、ふとミーちゃんがおぼつかない足取りで彼に近づきます。
そして前足で二度膝をつつきます。
それは「膝に乗りたい」という合図でした。
続きは次項で。
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